交通事故による”むちうち”で首が痛くて手の中指が痺れる

むちうちは、上肢(腕・手)に痺れが出現することがある

交通事故による頚椎捻挫(むちうち)、
むちうちを受傷した場合の症状としては、
(A)頚部痛=首の痛み
(B)神経症状=腕や手の痺れ
が、典型的な症状かと考えます。
したがって、弊所がご依頼者に症状をお聴きする際は、
上記の症状を聞き逃さぬよう注意しています。

12級認定の基準は、痺れ+MRI画像+腱反射の三位一体

タイトルのむちうち受傷後の、
手の”中指の痺れ”が出現した場合に、
その中指の痺れが、医学的検査(MRI画像・腱反射)により整合性がとれれば、
自賠責保険上の後遺障害等級第12級13号の認定基準を満たすことになります。

痺れの部位と整合性のある医学的所見が重要

具体的には、
手の中指が痺れる場合は、
(1)頚椎MRI所見=頚椎C7のヘルニアなど
(2)腱反射テスト=上腕三頭筋の低下または消失
(※ただし、腱反射については、初診時から症状固定時まで一貫して所見が出続けていなければ、自賠責側は評価をしない傾向があるように感じます。)
という所見を、後遺障害診断書に記載を得られれば、
後遺障害診断書上、そして医学的所見上は、第12級13号の認定基準を満たすことになります。

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