大学時代を回想

僕は大学生の時は、いつも一人で、特段おもしろいことはありませんでした。

大学入学して一回生の夏休み前には、
なんとなく、
「友達はいらない、大学は勉強するところだ」と割り切ったし、冷めたところがあった。

そこからは、
大学の授業の他に、
資格勉強(当時は司法書士になりたかった)のための講座を受講したりして、
六法全書と資格テキストと毎日向き合っていました。

でも、勉強ができる環境があり、本当にありがたい環境の中でも、
どこかしら、そしてどこにぶつけてよいのかわからない、
怒り、憤り、不満、狂気、殺意みたいな、
衝動的な感情を感じていたことはたしかにありました。

いまでも覚えています。

実のところ、そういった衝動的な感情が爆発して、
大学4回生時のゼミの飲み会で急性アルコール中毒となり、
教授、同級生や下級生、医療機関に迷惑をかけました。

もちろん親にも迷惑をかけました。

そんな衝動的な感情を持つ僕でも、
親のおかげで大学教育まで受けられたことは、
本当にありがたいし、親を誇りに思います。

ただ、正直なところ、
大学なんて本当にくだらなくて、儚い人間・時間・空間の集合体で、
大学生活を楽しめた人の方がむしろ異常だと思います。

実際、僕も大学という狭い世界から何度抜け出したいと思ったことか。

でも、親のおかげで大学に行けたことはわかっているし、
4年間で卒業をしたら、こんなつまんない世界から抜け出せると思って、
なんとか単位を取って4年間で卒業をしました。
卒業をしたときは、本当に清々しましたね。

今回の某大学の事件については、
本音で言うと、なんかその感情、行動わかるな、と思っている自分もいました。

どこか一歩外したり、間違えていれば同じ行動をしていたのかもしれません。

ただ、僕の場合は、支えてくれる人、気にかけてくれる人が、
いつも僕の頭に浮かび、いろんな局面でその先に行かないよう踏み止まることができたように思います。
加えて、僕の場合は、
大学は、友達や人脈をつくるところではない、楽しい場所ではない、同級生は大したことない、
と決めてしまったことで楽になることができたように思います。

今回の事件では死亡者がでなかったことが救いです。

僕は今回の事件の被疑者の行為を擁護も容認もしていません。
罪が確定したのであれば、しっかりと償い、
衝動を抑えることが苦手であればしっかりと治療をしてほしいと思います。



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