お世話になっている整形外科に訪問した際、
院長先生から、
「弁護士事務所から営業のダイレクトメッセージとかよく来るよ」、
と教えていただきました。
ダイレクトメッセージによる営業をかける弁護士の中には、
本当に交通事故問題・課題に取り組みたい先生もいらっしゃると思います。
ただ、その多くは、
弁護士特約を活用した「着手金ビジネス」です。
つまり、
「交通事故に困ったら相談になります。
しかも、弁護士特約を使えば、弁護士費用は無料」、
という、「相談にのる」、「無料」、
と、なんともあいまいな表現で受任をし、
弁護士特約を適用して、着手金をもらう。
ここで、弁護士・法律事務所の仕事は完結です。
受任後は、症状固定までひたすら待つだけだったり、
適切な通院期間も把握していないため、
むちうち事案なのに事故から5ヶ月での症状固定の判断に疑問を持たず、
初回申請で非該当、というなんとも残念な仕事内容です。
しかし、弁護士側は、弁護士特約で着手金も領収済み、
示談交渉で相手方の提示額を1円でも上げれば「成功」のため、
成功報酬として、またしても弁護士特約から弁護士報酬を領収する、
こんな、ご依頼者側の「価値」は何たるか?を考えていないことばかりです。
「弁護士特約をつかえば、弁護士報酬は0円」
この言葉に惑わされず、ご相談者自身がどうしたいか?をよく考えて、
相談なり、依頼をしてください。
あなたは、
弁護士特約を使い0円で依頼をしたけど、その後なにもしてくれない人、
10万円を支払って綿密にサポートをしてくれる人、
どちらを選択しますか?