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人身切り替えはお早めに(交通事故・自賠責保険)

2025-01-15

交通事故により怪我をしても、
物件事故で処理されていることが多いです。

人身扱いに切り替えるのであれば早めがよいです。
時間が経過すると管轄警察交通課の腰も重くなります。

これは、
(A)警察側の事情でいえば交通事故統計上「人身事故」を減らして事故減少をアピールしたいため

(B)相手方の事情でいえば運転免許証にキズをつけたくないため

といった理由が考えられます。

相手方損保会社は、
「物件扱いでもしっかり補償をします」とのことで、
被害者に補償を開始いたします。

しかし、物件扱いのままですと、
(1)怪我が軽微にみられ治療費打ち切りの対象となりやすい

(2)後遺障害等級が認定されても14級が限界となりやすい

などリスクも考えられます。

交通事故の被害に遭い、怪我をしたのであれば、
人身扱いにするのが最善です。

自賠責保険加入のみが多い(交通事故相談)

2025-01-14

交通事故相談をお受けしていると、
相手方が自賠責保険のみ加入という事案が意外と多いです。

この場合、自賠責保険の補償の枠内、
(A)治療費・通院慰謝料など=120万円
(B)後遺障害による損害=75万円~4000万円(等級に応じて金額はかわります)
であれば、請求して補償を受けられると思います。

しかし、この自賠責保険の補償の枠内を超える部分は、
基本的に、相手方本人に直接損害賠償請求をして、補償を試みなければなりません。
この場合、補償を受けることは難しいと考えます。

相手方が自賠責保険のみ加入の場合は、
(A)被害者自身の保険
(B)被害者側のご家族の保険
を確認してください。
つかえる保険があるかもしれません。

人身事故扱いが基本です(交通事故・自賠責保険)

2025-01-13

交通事故の被害に遭った場合、人身扱いにするのが原則で、最善です。

理由としては、
(1)自賠責保険は「人身事故」・「死亡事故」の被害者を補償する制度です
>相手損保会社の対応として、物件扱いのままでも補償はします、という実例もありますが、
それでも人身扱いにするのが最善です。

(2)物件扱いの事故は、後遺障害等級「非該当」の可能性が高くなり、認定されても14級が限界です
>症状が重くても、画像所見があっても、14級以上の認定はないと思ってください。

の2点が主な理由です。

ただ、ご依頼者の事情もありますので、物件扱いで進めることもあります。

事案ごとに異なります。

慰謝料目的に通院するのは違う(交通事故・自賠責保険)

2025-01-13

いまだに通院回数と慰謝料にこだわる人が多いです。

この原因を作っているのは整骨院です。

「たくさん通えばもらえる慰謝料が増えるのでたくさん来てください」は、
整骨院のむしろ常套句です。

この整骨院から患者への案内の裏側としては、
たくさん来てくれれば、整骨院がもらえる治療費も増えるからです。


聖人みたいな優しい顔していながら、
鼻息荒くしているのはむしろ整骨院側か…。

気持ちは伝わる(交通事故相談)

2025-01-13

ヤフー知恵袋での回答をおこなっています。

丁寧に回答をすると、
丁寧なお礼をいただくことがあります。

他の投稿内容をみていると、
投稿に対する回答者の言葉遣いが乱暴だと、その後のやりとりが喧嘩調になっています。

また、匿名アカウントの強みなのか、回答内容も間違っているものもあります。

顔が見えなくても、
丁寧な気持ちを伝えようとすれば、その気持ちは相手に伝わり丁寧に返してくれます。

傷跡の後遺障害(交通事故・自賠責保険)

2025-01-13

交通事故により傷跡が残った場合は、
醜状障害に該当します。

この醜状障害は、自賠責保険の書面審査の例外として、
面接による審査があります。

後遺障害申請後、
管轄の自賠責損害調査事務所から面接の案内が届きます。

調整した日時に自賠責損害調査事務所に行き、
傷跡の測定を行います。

所要時間30分ほどだと思います。

後遺障害認定のためには整形外科をメインに(交通事故・自賠責保険)

2025-01-12

自賠責保険上の後遺障害等級認定を得るためには、
整形外科への通院をメインにしてください。

整骨院への通院に偏るかたもいらっしゃいますが、
後遺障害等級認定のためには、整形外科です。

相手方の誠実さはいらない(交通事故・自賠責保険)

2025-01-12

交通事故の相手方が誠実な対応だったので、
「人身扱いはやめました」、という投稿が散見されます。

相手方が優しくて、誠実であっても、
あなたの怪我は治りませんし、症状が長く残ることもあります。

それでも、相手方の優しさを信じるなら、
お好きにどうぞ。

相手方が自転車の場合(交通事故)

2025-01-12

相手方が自転車の場合は、自賠責保険が使えないため、
損害賠償請求は難しいと感じます。

酒気帯びやながらスマホの自転車運転は、罰則が強化されても効果はありません。

自分の身は自分で守るしかありません。

歩いているときのイヤホンはおススメしません。

歩いているときのスマホ操作もおススメしません。

目と耳からの情報を自分から遮断してしまうほうにも事故の責任はあります。

自動車の運転する人、
自転車の運転する人、
全員下手だと思って、道を歩かなければなりません。

周りの音を聞いて、
視野を広く持って、
一歩一歩進むことが重要です。

弁護士特約の注意点(交通事故・自賠責保険)

2025-01-12

弁護士特約をつかって弁護士に依頼をしやすくなっています。

○○しやすいというのは注意をしなければなりません。
安ければいいというものではありません。

被害者自身の負担がないから相談をしやすい、依頼をしやすくなっていますが、
弁護士のこと、交通事故後どんな対応を弁護士がしてくれるか、
今後のリスク(=治療費打ち切りの可能性など)を弁護士からご相談者に伝えないで、
また、ご相談者も質問や疑問を持たずに、
委任状だけ交わしてしまうケースもあるようです。

弁護士は、弁護士特約から着手金入金後はなにもしない・できない、という事例もみます。

交通事故業務ができない弁護士もたくさんいるから、
気を付けてください。

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