右折車と衝突、オートバイの男性死亡 茨城・ひたちなか
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2007a4aa93b7001882bceb13f09d497927bb991
私の地元茨城県で、痛ましい交通事故がありました。
本件の事故形態は、いわゆる「右直事故」です。
交差点内における、
直進中のバイクと対向右折自動車の事故で、
一向に減らない交通事故形態です。
この右直事故は、免許更新など運転講習では、
よくある事故や運転時の注意点で、見たことがあると思います。
それでも、一向に減りません。
弊所でも、右直事故によるバイク側被害者の後遺障害申請をお手伝いしたことがありますが、
どの事案も、死亡事故に匹敵する怪我でした。
今回の記事では、「頚髄損傷」を被害者が受傷したようですが、
頚髄損傷は、頚椎部の損傷部位によっては、呼吸麻痺を起こすこともあり、
死亡に至ることもあるようです。
その他の症状としては、
四肢麻痺、知覚消失、膀胱障害などを発症し、寝たきりになることもあります。
自賠責保険上の後遺障害等級は、1級が想定され、
頚髄損傷は、事故から6ヶ月未満であっても症状固定としてよい診断名です。
理由は、治療によっても症状の改善が見込めないため、です。
バイク事故は、その一発の破壊力が大きいです。
バイク乗車時は、身体が露出しており、防御できていないため、
交通事故による衝突時は、直接に身体損傷を受けます。
バイク好きの方は、運転時、ご注意ください。
自動車運転の方は、交差点内の右折時、ご注意ください。