横断歩道のないところで起きた事故
本日18日も朝から残念な交通事故のニュースがありました。
道路を渡っていた女性(68)が車にはねられ死亡
車を運転していた男(28)を現行犯逮捕 東京・江東区
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c675c4d3f91082d6b01a8503f83cd693ddab476
被害者女性は、
「横断歩道のない」ところ渡っていたということですが、
いつもの使い慣れた道、いつもと同じ行動が、
この悲劇を生んでしまったのかもしれません。
この酷い暑さもあり、
横断歩道を渡ることをイメージしなかったのでしょうか。
歩行者といえど、過失責任があります
過失割合の観点からみると、
歩行者が横断歩道のないところを横断中に事故に遭った場合、
歩行者側に過失30%(原則)の責任が生まれます。
出典:別冊判例タイムズ16 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準
東京地裁民事交通訴訟研究会 編
横断歩行のないところを横断してきたため、
相手方運転手も相当驚いたことと察します。
本件は死亡事故となってしまったため、表現が難しいですが、
相手方運転手の気持ちにも寄り添う気持ちが正直生まれます。
ふと注意力が散漫になったときに、
事故・交通事故が生まれます。
そして、他人に対する小さい気遣いを怠ったときです。
横断歩道を渡るのがめんどくさい時もありますが、
交通法規は守っていきましょう。