先日、ご依頼者の交通事故証明書が手元に届きました。
交通事故証明書は、
A.当事者本人が取得する方法
B.相手方損保会社に送ってもらう方法
C.行政書士や弁護士が代理で取得する方法
の3パターンあります。
弊所の視点ですが、
交通事故証明書見る時に注意すべき点をご案内いたします。
(1)事故日
>症状固定日の設定を1日でも間違えてはいけないので、まず確認
(2)甲欄と乙欄
>この欄は、加害者(甲欄)と被害者(乙欄)を決めるものではありません。
管轄警察担当官の事故時の聴き取りや判断などのもと、
過失が大きいと判断される=甲欄に記載
過失が甲より小さいと判断される=乙欄に記載
となります。
弊所は、交通事故の被害者をサポートするので、乙欄記載のかたが圧倒的に多いです。
(3)自賠責保険関係:相手方加入の自賠責保険会社を確認します。
>被害者請求書類の送付先の確認も含みます
(4)事故類型:側面衝突や追突などを確認できます。
(5)事故種別:物件事故か人身事故かを確認します。
>必要であれば、物件から人身に切り替えるところからサポートを開始いたします。
この5点を主に確認いたします。
交通事故証明書は、
交通事故を公に証明する公的書類ですので、
交通事故相談時にはご持参いただきたい書類の一つです。