初回相談時には、
丁寧でもあり率直なご案内が必要であると考えます。
特に、診断書の料金です。
交通事故の被害者や受傷側は、
相手方損保会社や自身の損保会社の補償で、
窓口(お金の)負担なく、
医療機関で治療を受けることができることが多いです。
しかし、
・診断書
・後遺障害診断書
・画像CD-R
などは別で、被害者側に費用を用意していただくこともあります。
そして、症状固定後は、
損保会社の治療費補償も終了するので、
「窓口負担の医療費」も加わります。
つまり、用意すべきお金が増えます。
これらのことを、初回相談時、
ご相談者に説明や了承をいただいた上で受任をしないと、
「こんなお金の負担、聞いてなかった」となりかねません。
防止策として、弊所では、
「医療費や診断書は、ご依頼者負担である旨」契約書に明記しています。
弊所が思うに、「症状固定前」に、
(1)要所要所に区切りをつけて、
(2)MRIも撮影完了して、
(3)診断書類も可能な限り集めて、
という下準備をしておくことが、最善と考えます。
損保会社の治療費補償の終了
や
症状固定後に、
どうしようか・・・と悩み出すのは、
遅いように考えます。