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自賠責保険の後遺障害審査は時間がかかる
弊所ご依頼者の自賠責保険の後遺障害部分、
異議申立審査にかなり時間を要しています。
後遺障害部分の審査が終わったと報告を聞いたので、
そろそろ審査結果通知がくるかな、と考えておりました。
しかし、しかし、その後、
自賠責損害調査の傷害部分の審査担当者に書類を回したとのことで、
傷害部分の審査も入った模様です。
その後、進捗を確認しても、
任意一括社と調整中…
任意一括社からの書類待ち…
一向に進みません。
ちなみに、弊所の書類不備はなく、
追加提出書類等はありませんでした。
行政書士(弊所)が申請しても、こんなにも時間を要するわけですので、
ご自身で申請した場合の書類の不備を考えると、
さらに時間がかかることが想定されますね。
自賠責保険の仮渡金制度の相談(東京都大田区方面)
先日は、東京都内にて交通事故相談でした。
弊所では、主に、交通事故により怪我をした方の、
後遺障害等級申請及び認定を目指したサポートをしております。
この自賠責保険制度には、
怪我した方の緊急事態に対応できるよう、
「仮渡金」制度があります。
具体的には、
死亡の場合は290万円
傷害の場合は5万円、20万円、40万円と程度に応じて支払を受けることができます。
交通事故の状態が千差万別であれば、
当事者の状況も千差万別です。
自賠責保険制度を適切に活用して、
一つ一つ、一歩一歩解決に向けて、
サポートをしていきます。
相手方が公共機関だからこそ
弊所でも、
相手方が、
バス(公共・民間)や
警察車両
にぶつけられた被害者がご依頼者だったことはあります。
緊急走行中の警察車両とバイクが交差点で衝突 バイクを運転していた大学生は腰にケガ
https://news.yahoo.co.jp/articles/36f7e58faf3d72b84fe589019403d7d52f8190fc?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20240927&ctg=loc&bt=tw_up
相手方当事者が、
・公共バス、
・警察車両
であっても、
その後、手厚い補償を受けられるとは限りません。
むしろ、相手方損保会社担当者に、
クセが強い百戦錬磨の強力な人が着任し、
治療費の打ち切りなど容赦なく交渉をかけてくることもあります。
被害者が自動的に救われる世の中はありません。
自賠責保険活用と整骨院の収益
自賠責保険の被害者請求を活用してサポートをいたします
弊所では今後、
行政書士の資格、
自賠責保険の被害者請求(16条請求)、
を活用し、
接骨院・整骨院の経営サポートをしていく方針です。
具体的には、
整骨院さんから弊所にご紹介をいただいた患者様を通して、
整骨院、
患者様、
の両者をサポートいたします。
まず、自賠責保険の補償内容として、
(A)傷害部分:120万円 ←ここを活用します。
>治療費・通院交通費、診断書費用・通院交通費など
(B)後遺障害部分:後遺障害等級に応じて75万円~4000万円
(C)死亡部分:3000万円
の枠内で被害者が補償されます。
自賠責保険を使えば、無駄な交渉やストレスが軽減されます
弊所では、(A)の傷害部分の120万円の枠内でサポートいたします。
具体的には、
まず、整骨院に来院する患者様として、
(1)通院期間は3~4ヶ月で治療終了と見込んでいる
(2)後遺障害等級申請まではしない
(3)施術部位は1~2部位
(4)整形外科へも月1回は通院できる
(5)人身事故扱いになっている(原則)
と想定いたします。
上記のような患者様の施術費用は、
1ヶ月10万円と想定して、4ヶ月で40万円ほどになると考えます。
この40万円の施術費用について、
相手方損保会社や
タクシー・トラック共済
の担当者と揉めたり、ご自身で交渉したりするのは面倒ではありませんか?
ここで、自賠責保険制度の登場です。
自賠責保険の被害者請求制度を適用すれば、
(1)交通事故証明書をはじめ診断書類等を原本で用意できる
>患者様の協力も必須です。
(2)架空請求・不正請求はしない・した経歴もない
ということであれば、4ヶ月間の施術料、約40万円は特に難しい審査はなく、
自賠責保険からしっかりと支払を受けることができます。
患者様の迅速な通院慰謝料の受け取りもサポートいたします
そして、患者様自身、通院慰謝料も自賠責保険から交渉なしで支払いを受けることができます。
具体的な計算参考例としては、
(A)通院期間120日(30日×4ヶ月)
(B)実通院日数:50日の場合 50日×2=100日
(A)と(B)を比較して「少ない方」を採用します。
つまりこの場合は、(B)の100日を採用します
そこで、100日×4300円=43万円となり、
患者様本人の通院慰謝料は、43万円となります。
傷害部分120万円の枠、
治療費・施術料=40万円
患者様の通院慰謝料:43万円
計83万円となり、120万円の枠内でおさまります。
これらのことから、自賠責保険の被害者請求制度を活用し、
・整骨院の経営基盤の強化、
・患者様の迅速な通院慰謝料の受け取り、
のサポートできると考えます。
ご依頼者の診察に同行(埼玉県・所沢方面)
埼玉県所沢方面のご依頼者の診察に同行をいたしました。
弊所は、JR登戸駅も利便性がよいため、
登戸から府中本町に出て、
そこから武蔵野線乗り換えで、所沢方面に簡単に出ることができます。
埼玉県は車社会でもあるため、交通事故も多いです。
そのため、埼玉県のご依頼者はまだまだサポートしたい気持ちです。
というのも、弊所でサポートした埼玉県在住の交通事故被害者の、
自賠責保険上の後遺障害等級認定が少ないように感じます。
弊所もまだまだです。
また、埼玉県独特の「地域性」も感じます。
まずは「普通の自転車」に自賠責保険加入義務を
電動キックボード、
モペット、
を自賠責保険加入必須にするのであれば、
「普通の自転車」も必須にすべきです。
昨今の自転車事故の高額賠償事例をみると、
なおのこと加入必須にすべきです。
出典
自賠責保険・共済ポータルサイト
最近の自賠責保険の審査傾向
自賠責保険申請から結果通知まで時間を要する理由
最近は、自賠責保険請求後、審査に時間を要する事案が増えました。
理由としては、
弁護士特約の認知向上
↓
弁護士等への依頼することが増えた
↓
後遺障害等級申請の絶対数が増えた
↓
申請件数の絶対数が増えて審査に時間を要する、
という流れもあるかと思います。
認定された事案をマネしても意味がない
そして最近よく思うことは、
認定事案を真似した申請をしても認定されるとは限りません。
自賠責を軽く見過ぎです。
申請件数の絶対数が増えたことにより、
審査に値しないような軽い申請はバッサリ切る(非該当)傾向も強くなりました。
交通事故はそれぞれ全く違います。
自賠責保険に申請する時期までも考えるのが交通事故専門
自賠責保険の後遺障害申請するタイミングはとても重要です。
以前から案内していますが、
・8月お盆シーズン
・12月いっぱい
は弊所は申請を避けます。
認定される案件でも申請から1ヶ月もせずに「非該当」の通知がきます。
統計はなく、弊所の経験ですが、 あらかた間違いではないようです。
交通事故被害専門チームがあることを自慢する某法人でも、
鬼門と言える月があることまでは考えていないようです。
それは、本当に交通事故専門で、そのチームは優秀なのでしょうか。
依頼した、お金を払った、音信不通(交通事故業務)
2024/9/11の産経新聞の記事です。
弁護士への苦情が高止まり 音信不通、モラル低下…東京弁護士会に年2000件超
https://www.sankei.com/article/20240911-V6LM3FL3QFK4NLOSSCODVXN4G4/
正直、「いまさら」という記事です。
特に多い問題は、
弁護士と連絡が取れなくなることで、苦情全体の3割を占めるそうです。
これは、行政書士業界もあるようなので、
弁護士だけの問題ではありません。
弊所見解で察する理由はいろいろとありますが、
・忙しい
・時代に合わせた連絡ツールを使おうとしない(メール・LINEなど)
・受任して着手金をもらったはいいが、自分が苦手な分野・できない分野である
・ただの怠慢
・精神的な理由(うつ傾向など)
といったところでしょうか。
弊所の主たる業務である、交通事故業務は、
時間との勝負のところもあり、
依頼を受けた側が、ご依頼者を先導していかないと、
解決にならないことも多くあります。
弁護士だから万能
弁護士だから助けてくれる
とは限らず、
弁護士にも、
苦手なこと、
逃げたいこと、
疲れること、
は当然にあります。
交通事故に関する悩みは、行政書士という選択肢があることも、
もっと周知・認知すべきだと感じます。
これから、弊所でも新しい試みに挑戦していく所存です。
SNSはめんどくさい(交通事故関連情報)
このコラムを中心に、
各SNSに拡散しているのですが、
まれに、コメントをもらうことがあります。
正直言って、的外れなコメントもあります。
浅はかな経験と知識であることを感じます。
弊所も知らないことを日々学びながら実務にあたっています。
コメントをする前に、ご自身で、
自分の保有情報と知識を事前に調べてください。
あまりにも的外れなコメントには返信しないこともあります。
お互いに時間の無駄です。
まず、コメントいらないです。
追突事故はこわい(川崎浮島ジャンクション付近)
追突事故にはたくさんの種類があります。
軽自動車に追突・炎上 トラック運転手を逮捕 東京湾アクアラインのトンネル
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d94c7b8805a1b3644dba345f48dd8fd7c4b21f
本日29日に報道された追突事故は、
(1)トラックが軽自動車に追突
↓
(2)軽自動車が追突の衝撃で前方のトレーラーに衝突
↓
(3)軽自動車は炎上
という少なくとも3台が関わる追突事故のようです。
とても痛ましい事故です。
追突事故は防御のしようのない事故形態です。
渋滞中に後方から追突されようものなら、逃げ場がありませんので、
自分が細心の注意をしていても防ぎようがありません。
自動運転やAI運転の未来は、
こういった追突事故を減らす、なくす、ことができるのでしょうか。