Archive for the ‘一言コラム’ Category
質問がくることが大事
交通事故業務でも補助金関連業務でも、
まずは、ご依頼者から質問がくることが大切ですね。
正式受任後、
もし、ご依頼者から質問が来ない時は、
ご依頼者が自らの耳で聴くことや頭で考えることをやめて、
こちら側に、
おんぶに抱っこ状態、
丸投げ状態なので、本当に危険です。
ご依頼者に信頼していただき、
一任いただいている状態であるとも考えられますが、
弊所は、危険信号と捉えます。
弊所が扱う交通事故業務も、補助金業務も、
ご依頼者の協力もあって、
申請に至ったり、
認定や採択を受けることができます。
最近は、すべてのことが、すべて停滞していて、
世界に一人、残された気分です。
わがままです。弊所の行政書士報酬設定
最近、知ったのですが、
エベレストの入山料金は100万円から200万円。
富士山の入山料金2000円。
日本がいかにお人好しで、
安いことが美徳と勘違いしているかがわかる典型例。
安い・都合が良い、
より
高い・扱いにくい、
感じで、正直なところ弊所は良いです。
交通事故業務に笑顔は必要か
人生に一度あるかないかの交通事故を笑っていいものか?
弊所では、交通事故業務をメインにしています。
この業務は、
・交通事故
・怪我
・後遺障害
・相手加害者の不誠実な対応への不満
・相手方損保会社担当者の対応への憤り
など、他人様の不幸を商売にしているので、
笑っていいものかどうかわからないご依頼者の話や事柄もあります。
「後遺障害等級認定=おめでとう」で合ってるいるか?
そして、後遺障害等級が認定されたかたに対して、
「おめでとうございます」という表現も適切なのか否か、
と言葉選びに苦慮することもあります。
以前、実際あったのは、
「顔に醜状障害が残存」してしまい、
弊所で自賠責保険請求をサポートし、無事に後遺障害等級評価を得たのち、
とある方に結果報告をしたところ、
そのご依頼者に対して、
一言目に「おめでとうございます」とおっしゃったかたがいましたが、
なかなかの大物感、図太さ、だなと感じました。
たしかに、高い後遺障害等級を勝ち取るべく、
弊所も試行錯誤し、策に策を練った結果として、認定評価を得ましたが、
「おめでとう」の言葉は出ませんでしたし、思いもつきませんでした。
真剣だから繊細になります
顔の醜状障害は、常に目につく箇所の後遺障害であるため、
示談成立・解決後は、美容整形等で醜状を消す手術をするかたもいるように思います。
つまり、傷はなかなか消えないわけで、
怪我をされたかたにとっては「後遺障害等級認定で終わりではない」わけです。
常に目につく箇所に怪我の傷跡があるのは、
なかなかのストレスになると思いませんか?
しかしながら、一言目に「おめでとう」が言えるぐらい素直に、図太く生きていかないと、疲れますね。
弊所はこの出来事を覚えていますが、
「おめでとう」を発した本人は憶えていないように感じます。
あまり繊細にならず、少しズボラなほうが楽しく日々の生活、仕事、人生を送れるのでしょう。
実務に入ったら「絶対」なんて言葉は使えません
自賠責保険の後遺障害等級認定は、
申請すれば、
「絶対認定されるわけではない」と同じことですが、
そして、前から申し上げていますが、
行政書士受験生は、
「絶対に受かる」という表現は慎むべきです。
実務に入ったら「絶対」という言葉は使えません.
「絶対勝てる」と思っても、
「絶対負ける」と思っても、
ご依頼者に表現しないことが大切な仕事の一つです。
臭いものに蓋をするな
インターネットによって、
取得できる情報が増えた、とは言えない。
見たくない情報をブロック、ミュートしていたら、
自分の好きな情報しか入ってこないから、
自分の狭いコンフォートゾーンから抜け出せない。
そして、別の視点とか新しい発想を見る機会を自ら奪っていることになる。
苦手な人や嫌いな人から表現される情報もしっかり見て、感じて、自分の言葉に置き換えることができてこそ、情報に対して誠実な態度だ。
ポイントによっては怒るべきです
怒ることってわるいことでしょうか?
本日は、大沢祐太郎個人の思いをコラムにいたします。
昨今、
怒らない技術、
アンガーマネジメント、
のような「怒り」関する書籍等がありますが、
よくない風潮でもあるように感じます。
気に入らなかったらなんでもかんでも怒りましょう、
と申し上げているわけではなく、
重要なポイントであると感じたら、
怒っても、憤ってもよいと思います。
大沢も怒られます
私自身、ご依頼者に怒られることはあります。
それは、私が、ご依頼者に対して感情的に話をしたり、案件を強引に進めようとしたり、
怒ることによって、ご依頼者の意見を封じてしまったりしたときは、
しっかり私も怒られます。
怒られたときは、たしかになんでこっちが怒られるのかな、と思いますが、
冷静になってくると、私の方に責任や落ち度がありました。
素直に反省です。
そして、次に活かそうと、決めます。前向きに生きていかなければ、
もったいですし、楽しみがなくなりますね。
素直に感情を表現してもいい時がある
人間は感情をコントロールする生き物であるべきだと思います。
しかし、喜怒哀楽を素直に表現する瞬間もあっていいと思いますし、
私は、そういうかたのほうが愛着が湧いて、
一生懸命にそのかたに寄り添って、喜んでいただける仕事をしよう、と感じます。
あくまで個人的な意見です。
リアルなところ
行政書士試験中は天国です。
試験に受かることに集中して、
勉強中は、「今を生きている」精神で邪念が少ない、払われる、
というところにもつながると思います。
そして、合格したらこんなことしたい、この人と会ってみたい、
などワクワクが止まらないと思います。
合格後は、
行政書士として独立開業を検討する方も多くいらっしゃると思いますが、
おススメはしません。
行政書士試験で培った知識をそのままに、
弁護士、
司法書士、
社会保険労務士、
土地家屋調査士、
宅建士、
など、法律系資格取得をするのがよいと思います。
また、世の中の仕組みなどを考えると、
税理士やファイナンシャルプランナーなど、
税金系、
資産運用系、
の知識や造詣を深めると、仕事に幅と奥行きが出ます。
行政書士の資格取得も簡単ではありません。
ただ、行政書士資格だけで独立開業は本当に厳しい闘いになります。
一方、もう資格勉強はしたくない。
そんな気合の入った方、
行政書士資格一本で生きていくという気合の入った方は、
話し方、伝え方などアナウンサーさんや芸人さんレベルに達するぐらいの交渉術・説得術・話術、
人の気持ちの動き(心理学)、
に興味を持って、学ぶことを推奨いたします。
あくまで、個人的見解です。
なにごともお互い様の精神を意識したい
高級ブランドに身を包んでも、
歯並びがガタガタだったり、
歩けば猫背・がに股だったり、
する人もいるわけです。
スーツにリュックなんて大したことじゃないし、
その人の好きにさせてあげればいいです。
思ったり感じたりしても指摘しないワビサビの心と、
何事もお互い様の精神で僕は存在したい。
おすすめBOOK
このシリーズ、面白いので好きです。
読んだ中で一つでも仕事や人生に取り入れる。
読書を無意味にしないことが、読書のポイントですね。
Q&Aに的確に答えること
回答を一番先に
質問に対しては、
(1)結論から回答して
(2)その後、その理由を3つ挙げる
とよく言われていますが、大切なことです。
弊所も、ご相談者に丁寧に回答をしようと心がけ過ぎると、
前置きや前提から話しをしてしまい、
「結局、回答すべきことはなんだっけ?」となることがあります。
長時間労働を「カッコいい」にしない工夫
日本人特有なのかもしれませんが、
長く話をしないと回答した気にならない、
無愛想に見られそう、
など余計な感情が入ってしまうことによって、
結論から回答することに拒否感があるのかもしれません。
しかし、弊所の時間とご相談者の時間は有限であるため、
短い時間で、結論を提示したり、方針を固めて差し上げるのもサービスの一つと感じます。
短い言葉で、短い時間で解決に導く。
弊所の目標の一つとしていきます。
長時間労働は、正しくない。無駄だ。