Archive for the ‘一言コラム’ Category
最近思うこと(交通事故・自賠責保険業務)
法令知識を貯めておくこと、
その知識を表現できること、
これは基礎だし、重要だけど、全てではない。
にも関わらず、 机に齧り付いて実務書や好きな本を読んでばかり。
ときには書を捨てて、外に出よう。
行政書士資格とバッジを振りかざしても、
お客様はこない。
創業当初は、売れることも大きな野望だったけど、
せっかく、自分の店を持ったのだから、
だめでも「思い出作りをしよう」と楽観的でもあり積極的だった。
初心を忘れていた今日この頃です。
同じ事故はありません(自賠責保険の後遺障害等級)
診断名が同じ、
治療期間も同じ、
後遺障害等級申請に提出した資料も同じ、
でも、
A.後遺障害等級が認定される人
B.非該当の人
と自賠責側の評価が分かれることがあります。
理由としては、まず弊所が想定するのは、事故態様が違う、ということです。
例えば、同じ「追突事故」による頚椎捻挫でも、
相手方車両が、
徐行レベル?だったのか、
ノーブレーキ?だったのか。
同じ”頚椎捻挫”でも、
追突事故による被害なのか、
自転車乗車中の被害なのか。
上記のように、事故態様に二つと同じものはありません。
他にも、性別の違い、性格の違い、体格の違い、などなど、
全てが同じ、はないわけです。
局所ばかり見てはいけません。
大局を捉えて、視野を広く・大きく持って、
後遺障害等級申請準備・申請を進めていかなくてはなりませんよ。
後遺障害認定の専門家に依頼するメリット
弊所に依頼するメリットを具体的に言うと、
(1)最適な提案ができる
=ご相談をいただければ、
事故から「最適で最短」の解決策を提案できます。
「後遺障害等級がついてからまた相談に来て」、など最低な回答はしません。
(2)事故態様の確認
=物件事故か人身事故かというのは、大きな違いで、ここからチェックしていきます。
(3)整形外科の紹介
=相談・依頼時期、お住いの地域等によりますが、整形外科の紹介ができます。
(4)診断書の記載内容の確認
=「右手」が痺れているのに、”左手”と記載されていたりすることも稀にあり、
細かく記載をチェックいたします。
(5)症状固定日の正確な設定
=後遺障害等級認定を目指してる頚椎捻挫のご依頼者が5ヶ月で症状固定になったことに、なんの疑問も持たずに事案を進めません。←なんの疑問を持たない「交通事故に強い」、と謳う弁護士もいます。
(6)後遺障害診断書の記載内容の確認と加除修正依頼
=記載内容に気になる点があれば、医師に確認し、可能な限りで、加除修正依頼をいたします。
箇条書きですが、以上です。
8月29日スタートです
おはようございます。
本日もスタートいたします。
最近は、秋の気配を感じることも多くなり、
夜も過ごしやすい気温になってきました。
毎年、暑さについては8月15日まで我慢すればいい、
というのが個人的な意見で、
8月15日付近から多摩川沿いを散歩すると、
とんぼを見かけることが増えます。
このとんぼを見て、
「あ~今年もようやく暑さも終わりだ」、と感じます。
とはいえ、「暑さ寒さも彼岸まで」、ということで、
9月末ぐらいまでは、残暑に苦しめられるのでしょう。
行政書士報酬-日当について
日当をもらうのは当然だと思う。
でも、日当って、
案内しづらいし、
請求しづらい。
だからこそ、
基本報酬について、標準を意識しつつ、
日当も加味して高く設定すべきだと感じる。
行政書士は安い、のイメージを壊したい。
会話している相手に言葉を合わせる
交通事故業務にも、
業界用語のようなものがあります。
例えば、
(1)相手損害保険会社=あいほ
(2)診療報酬明細書=しんめい
(3)症状固定=しょうこ・PD(ピーディー)
などがあります。
ただ、これは、ご相談者やご依頼者に対して使うべき言葉ではありません。
僕は、会話している人の年齢や職業、人生観などを感じて、
言葉遣いを選択すべきだと思います。
やたら、専門用語や業界用語をつかう人に対しては、
「それはどういった意味ですか?」としっかり質問しましょう。
つかっている本人もよくわかっていないので、
意外と腑に落ちる回答を得られません…
弁護士さんなんかは、
都合や日程が合わないとき、
「差し支えです」をつかう方がいますが、
弁護士業界用語なので、
ご相談者とかご依頼者に使っているのをみると、
こちらが恥ずかしい気持ちになります。
「無料」「できるだけ安く」を希望する方の特徴
自賠責保険の後遺障害等級認定は、難しいことは何度も言っています。
それは間違いないです。
そして、弊所の報酬は値下げしないのが原則です。
ただ、ご相談者の事情を聞いて、
弊所でも報酬設定を勉強させていただいて、
提案することはあります。
それでも依頼をしないかたも当然います。
そういう方は、
(1)後遺障害等級認定の確率・可能性は低い
(2)だったら、とにかく安いところに依頼をする
又は
自分で申請をする
(3)申請結果、準備不足、資料不足で「非該当」
(4)慌てて異議申立申請を弊所に相談
(5)時すでに遅しの状況で異議申立申請をやりようがない
という負の連鎖を招くことが多いです。
そもそも、人になにかを依頼する時に、
無料で、とか、
より安く、
を意識するような人は弊所に相談をしないでください。
それでも相談や依頼をしたいのであれば、
「この人だったら安くしても…」と思わせるような言動や姿勢を見せてください。
専門的な法務サービスを、
「無料でお願い」っていう感覚があまりにも図々しいです。
インターネットに縛られている
23日金曜日から今日の今まで、
固定電話とインターネットが不通となり、
驚くほどになにもできない土日でした。
現代社会、
インターネットに本当に縛られていて、
インターネットがないとなにもできない自分もそこにいて。
改めて、不便だけど便利、
便利だけど不便で邪魔くさい世の中にいるな、と感じました。
小学生の頃は、
サッカーボールと校庭、
扇風機とスイカ、そうめんがあれば、
満たされた世界だった。
物悲しい気持ち。
心配事の9割は起こらない?
そんなことないですよね。
弊所は、
交通事故業務>後遺障害申請
補助金申請業務
をメインにしております。
どちらも、常に最悪のことを想定して、
その最悪の事態を回避すべく、
事前の根回しなどに神経を使います。
そういった意味では、
心配事の9割は回避できているのかもしれません。
しかし、具体化することもあります。
一向に進まないな~
これ間に合わないな~
と感じて、ご依頼者に催促などをしますが、
その後、なんの進展も変化もないこともあります。
そして、目指していたゴールに届かず、断念することも実際にあります。
この場合、正直、弊所の責任ではない、と割り切って、静観モードに切り替えます。
そして、案件が進行しないことや完結しなかったことは、
ご相談者やご依頼者の責任にすることもあります。
他責思考が推奨される昨今ですが、そんなことを常にしていたら、自分が潰れてしまいます。
時には、他人のせいにする。
この不条理な世界を、なんとなく生きていく。
それなりに気楽に生きていくための一つの提案です。
時間の考え方が甘い
時間の考え方が甘い人が多いですね。
例えば、遅刻をする際、
「すいません、遅れます」という事前案内ではなく、
「すいません、○○分くらい遅れます」とすべきです。
また、どのくらい遅れるかは長めに案内をしておくこともポイントです。
5分遅れます、と言っておきながら、
15分遅れてしまうと、
そもそもの遅刻に加えて、
時間の考え方が甘い、という2つのミスを連続で重ねることになります。