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目先のお金?その先のお金?(交通事故・自賠責保険)

2024-10-06

Yahoo!知恵袋で交通事故相談に回答することもあります

先日から、Yahoo!知恵袋に、
僭越ながら、「交通事故」、「後遺障害」、「むちうち」でお悩みの方の質問に対して、
回答しております。

現時点までの気づきは、ご質問者の大半は、
6ヶ月超の通院をしない
3~4ヶ月くらいで治療を終えて目先の通院慰謝料が欲しい、
そもそも後遺障害等級制度を知らない?、
という印象です。

むちうちは、3~4ヶ月で治るという書籍もありますが、
弊所のご依頼者は、数年経過しても、気圧の変化や季節の変わり目などで「調子が悪くなる」という方もいらっしゃるのは確かです。
実際、後遺障害等級評価(14級・12級)を受けている方もいます。

交通事故治療を早期に終える被害者の特徴

3~4ヶ月で治療を終える方は、
完治した
完治はしてないけど目先の30~40万円の通院慰謝料が欲しい
のどちらかであるようにも察します。

6ヶ月未満で治療を終えてもいいのですが、
6ヶ月超は通院してみて→後遺障害診断書を取得してみて→後遺障害等級申請をしてみて
という流れを採るのも良いと思います。

6ヶ月超は通院をして後遺障害認定の可能性を残す

運よく、後遺障害等級14級でも認定されれば、
受け取れる賠償金総額が100万円を超えてくる可能性もあるわけですから、
深呼吸をして、腰と腹を据えて、事を進めても良いと思います。

行政書士や弁護士に頼まなくても、
主治医先生の協力を得られたり、
自分で自賠責会社に準備すべき書類の問い合わせをしたり、
ができれば、自分で自賠責保険の請求はできるわけですから、
とりあえず、準備してみて申請してみて、もいいと思います。

目先の30~40万円をもらうか?
ちょっと我慢して100万円超をもらうか?

あなた次第です。

日曜日も平常営業しています

2024-10-06

2024年10月6日

行政書士事務所インシデントは、
本日も平常営業をしております。

日曜日に、
交通事故相談、
後遺障害等級申請に関するご相談、
をご希望の方は、お電話・メール・公式LINEからご相談をお受けしております。

通院の空白はマイナス要素(自賠責保険・異議申立)

2024-10-03

初回申請「非該当」確認後の2つの選択肢

自賠責保険上の後遺障害等級申請(初回申請)の結果、
非該当だった場合。

非該当の結果を踏まえて、
(A)異議申立申請をする

(B)示談交渉に進む
かを決めなければなりません。

(A)の異議申立申請をするのであれば、
速やかに次の対策と実行をすべきです。

自賠責保険の異議申立対策ができない弁護士もいる

この時、ご相談者が依頼してる弁護士でさえも、
異議申立に非協力的であったり、
そもそもどうしたらいいのかわからなかったりで、
次の提案をしてくれないこともあります。

こんなときは、時間だけが経過するだけです。

時間だけが経過して、通院の空白ができてしまうことが、
一番のマイナス要素になります。

通院を継続しながら準備をすることが重要です

本気で異議申立申請を検討しているのであれば、
通院を継続しながら」、
異議申立申請のための下準備をしてください。

そして、異議申立申請に非協力的な弁護士には、
(A)辞任してもらうか、
(B)ご依頼者側から解任をすべきだと思います。

理由としては、その弁護士は、
交通事故事案に弱いため、
最終的な示談交渉も弱い交渉力であると察します。

絶対、必ずという表現(交通事故治療・後遺障害)

2024-10-02

弊所では、SNSアカウントにて、情報発信をしています。

しかし、SNS内のコメントや相談などをいただいても
弊所が返信することは原則ありません

というのも、無料で無責任な回答はできません

交通事故に遭った
交通事故によりむちうちを受傷した
という投稿に対して、
無責任な発言が散見されます

結論からすると、
絶対○○~ます」、
必ず○○になります」、
などの表現はあまりにも無責任です

慎重で、プロである人こそ、
言葉の重みを知っていて
不用意な「絶対」「必ず」という表現は避けます。

本当は使いづらい?「弁護士特約」(交通事故)

2024-10-02

交通事故相談は、弁護士等特約を活用する

交通事故の被害に関して、
・相談
・書面作成
・自賠責保険の請求
・示談交渉
・訴訟
に関する各手続を依頼したい場合、
(A)被害者ご自身
(B)被害者の親族
が、弁護士特約に加入している場合、この特約を使い、
行政書士司法書士弁護士に依頼することができます。

行政書士に対しては厳しい審査があります

この弁護士特約は、弁護士報酬に関しては、
着手金、
成功報酬、
諸経費、
日当、
すべてが適用され、弁護士特約から報酬支払を受けることができます。

しかしながら、行政書士に関しては、その支払条件が厳しく精査され、
とある損保会社の支払認定は、「3万円が上限です」、となることがあり、
これ以上の支払を弁護士特約から受けることができないこともあります。

弊所の報酬基準は下げません

弊所には弊所の行政書士報酬基準があり、
弁護士等特約が認定した報酬金額に満たないことがあります。

弊所は簡単に報酬のディスカウントには応じないため、
弁護士等特約の支払が厳しいと、
ご相談者が、「行政書士に依頼はしない」、
という現象が起き、
ご相談者が行きつく先は、”交通事故に強くない弁護士に依頼してしまう”、
という負の連鎖です。

最悪です。

後遺障害の等級が決まるまでのスケジュール

2024-10-02

自賠責保険請求から結果通知までの流れ

(1)相手方自賠責保険会社へ自賠責保険請求書類を送付

(2)相手方自賠責会社が書類の不備等の有無を確認

(3)相手方自賠責会社から管轄する自賠責損害調査事務所に書類を送付

(4)自賠責損害調査事務所が詳細に損害調査

(5)損害調査完了後、相手方自賠責会社に損害調査の結果報告と書類の送付

(6)相手方自賠責会社が損害調査結果を確認し、自賠責保険金の支払がある場合は自賠責保険金の支払
となります。

この自賠責保険請求書類の送付先を確認するためにも、
交通事故証明書が必須です。

そして、(1)から(6)までの期間としては、
1ヶ月~3ヶ月を要します。

自賠責損害調査事務所の調査に時間を要する

新型コロナ禍以降のリモートワーク・時短営業等の影響もあり、
申請後の(4)の損害調査にかなり時間を要している印象です。

また、異議申立申請の場合は、
(4)の損害調査にあたって、
被害者が通院した「すべての医療機関」に医療照会が入り、
この回答に要する時間も医療機関ごとに異なるため、
より時間を要します。

事故直後の意識障害の有無を確認(高次脳機能障害)

2024-10-01

2024年10月1日の交通事故のニュースです。

「頭を強く打って意識不明」 普通乗用車と自転車が交差点で衝突 自転車に乗っていた70代男性が重体 ≪新潟≫
https://news.yahoo.co.jp/articles/06c24d95e8709871664158b2de41874a55006731

交通事故後、
意識消失状態がある場合には、
高次脳機能障害が残存する可能性があります。

高次脳機能障害は、「見えない後遺障害」の典型例で、
外見からは判断が難しいです。
そして、被害者本人も気付かないことが多いです。

高次脳機能障害の症状としては、
・記憶障害
・集中力の低下
・うつ症状
・性格の変化(怒りっぽくなるなど)
などの症状が想定され、
中でも性格の変化、意欲の低下などは、
本人ではなく、周りの家族が気づくことにより、発覚することもあります

この時は、速やかに、救急搬送された初診医療機関等を受診し、
症状について医師に伝えるべきです。

やっかいなのは、
記憶障害や物忘れについては、
被害者が高齢の場合、
年相応」という判断をする医師もいるので、
高次脳機能障害の立証作業も困難を極めることがあります。

行政書士申込は委任状が必要(交通事故証明書)

2024-10-01

交通事故相談を受ける場合、
確認したい交通事故証明書。

この交通事故証明書は、
自動車安全運転センターに交付申込をします。

申込ができる人は、
事故当事者
委任を受けた代理人(行政書士等)
などです。

行政書士が代理申請する場合、
委任状が不要だった時期がありましたが、
最近は、委任状の提出を求められます。

FAX送信で、
管轄自動車安全運転センターに送れば事は済むのに、なんか面倒に感じます。

確かに、交付申込書だけでは、
行政書士の存在などなどを確認できないから、
個人情報保護の観点から重要な対策なのだろうけど、
やはり面倒くさいというのが正直な気持ちです。

MRI撮影は、「メディカルスキャニング」がおすすめ

2024-10-01

むちうちを受傷し、
手の痺れなどの神経症状が出現した場合、
主治医先生の指示にてMRI撮影となることがあります。

この時、その医療機関の提携先があれば、
その提携先で撮影することにあります。

ですが、もし主治医先生が許してくれるようであれば、
MRI撮影は、「メディカルスキャニング」がよいです。

理由としては、メディカルスキャニングは、
MRI撮影専門機関ということもあり、
とても詳細で正確な画像診断を受けることができます

市立病院などによっては、
(A)画像の解像度が悪いことにより「異常なし」の所見や、
(B)「交通事故によるものかは不明」とのコメントや所見を受けることもあり、
後遺障害等級申請・審査の際、良い材料とはいえません。

その点、メディカルスキャニングさんは、
(A画像の解像度が高いので新しい所見を得られる可能性がある、

(B)撮影検査結果を忠実に中立にコメントしてくれる、

ことから、画像所見の再取得など、
セカンドオピニオンの際は、
選択肢の一つとして、ぜひご検討ください。

自賠責保険の後遺障害審査は時間がかかる

2024-10-01

弊所ご依頼者の自賠責保険の後遺障害部分、
異議申立審査にかなり時間を要しています

後遺障害部分の審査が終わったと報告を聞いたので、
そろそろ審査結果通知がくるかな、と考えておりました。

しかし、しかし、その後、
自賠責損害調査の傷害部分の審査担当者に書類を回したとのことで、
傷害部分の審査も入った模様です。

その後、進捗を確認しても、
任意一括社と調整中…
任意一括社からの書類待ち…
一向に進みません。

ちなみに、弊所の書類不備はなく
追加提出書類等はありませんでした

行政書士(弊所)が申請しても、こんなにも時間を要するわけですので、
ご自身で申請した場合の書類の不備を考えると、
さらに時間がかかることが想定されますね。

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